試される大地から

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(味方に)絶望を与える倉本の守備

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なんJをはじめとするネット界隈で異常なまでに叩かれるDeNAの倉本。 僕は日ハムファンなのだが、常に集中砲火を浴びる彼にスポットライトを当てたいと思う。

叩かれる一番の要因は、彼の守備にある。

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2年連続でこんな動画を作られてしまう有様である。ラミレス監督が『倉本の守備は相手に絶望を与える』と発言して話題になったが、どう考えても絶望を与えられているのは味方とDeNAのファンであろう。

彼のショート守備のひどさは、UZRという守備指標にも現れてしまっている。

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2017年ショートUZR

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2016年ショートUZR

https://1point02.jp/op/gnav/leaders/pl/pfs_advanced.aspxより

UZRは相対評価なので、他の選手の守備よりも悪ければマイナスとなる。倉本のUZRは2016年で-11.3、2017年には-18.0というひどい数字を叩き出している。

2016年は阪神の鳥谷がいたため最下位とはならなかったものの、2017年にはショート守備に衰えの目立つ鳥谷がサードにコンバートされたことにより、圧倒的最下位となってしまった。

なぜ、これほどまでに倉本の守備指標が悪いのかというとやはりひと目でわかる守備範囲の狭さだろう。その数字はRngの数値にもはっきりと現れている。

守備範囲が狭い、一歩目が遅い

動画を見るとわかるが、少し深い打球に追いつけずすぐ外野に抜けてしまっている。これは守備範囲が狭いことの証拠である。守備範囲が狭い選手はたいてい一歩目のスタートが遅いことがほとんどである。

野球経験者であれば、コーチから『一歩目を早く』と指導されるもので、一歩目のスタートの早い遅いの違いだけでも守備範囲は1, 2メートル以上変わってくる。

守備の名手ともなれば打者の打球傾向に合わせてポジションを変えたり、投手の配球によっては先読みで打者のがボールを捉える前からスタートを切ることがある。外野手であれば、打球音で打球方向や落下地点を予測することだってあるのだ。

ボールを捉えた後に動くだけでは自ずと限界があるため、打球の予測、ポジショニングや見切りスタートが必要になってくる。

弱いゴロを前で捌けていない

弱いゴロは前に出て取るのが鉄則である。倉本は後ろで待つ必要のない打球でも待ってから投げている。前で打球をさばくことに自信がないのかもしれないが、プロならば多少リスクを犯してでも前に出なければ足の速い打者をアウトにすることはできない。

特に、悪い意味で注目を浴びてしまったのが楽天線での茂木の打球処理である。

youtu.be

名手のショート守備動画

倉本と比べるまでもなく、名手の守備は動きがまったく違う。足の速さ、一歩目の速さ、ポジショニングの工夫があってこそ可能になる職人芸である。

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倉本も去年はショートを守る機会が少なく、セカンドに回されたことでようやくUZRがプラスとなったが、大和の加入に加えソトのセカンド起用の構想もあり、ますます立場は厳しくなっている。打撃も2年前に.294を記録してからは寂しい数字が続いている。

奮起を期待したい。

参考

https://mettyaeeyan.com/uzr/

http://aaakkkaaa.hatenablog.com/entry/2018/02/21/101453