試される大地から

プログラミングのTipsや人生論、英語学習の話題など綴っていきます。

あまりにも勉強しない日本の社会人たち

日本の社会人はとにかく勉強しなさすぎる。勉強は大学受験までと決めて、あとは適当に流すだけの人間ばかりの状態になっている。

子供の学力ばかりが取りざたされるが、大人の学力問題のほうがよほど深刻である。子供は学校や塾に通うのである程度学力が担保されるのだが、大人になると勉強に対する強制力は一切なくなるため、自発的に勉強する人間以外はまったく勉強しない状態になってしまう。

大学出たら勉強はしなくていい、という思考

以下は短期高等教育機関への入学者に占める25歳以上の割合である。

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newspicks.com

日本はわずか4.6%で堂々の最下位となっている。OECD平均でも37.4%なのでかなり低い数値なのがわかるだろう。

僕の大学時代を思い返しても多浪生も医学部を除くとほとんどおらず、周りの人間は現役か1浪での入学者ばかりだったからこの数値は自信の肌感覚とも合致している。

大学への入学者が若いことが問題なのではなく、20台後半、30台以上などの中堅層がまったく教育を受けていないということが一番の問題である。どんなに頭のいい人間でも勉強を怠り、インプットしないでいればあっという間に知識は陳腐化する。

そして、いちばん大事なのはどれだけ会社で仕事をしていてもそれが勉強の代わりになることはない、ということだ。

仕事とは別に勉強するのでなければ成長はありえない。プロスポーツ選手にしたって、長期にわたって高いパフォーマンスを発揮する選手の多くは、全体練習だけで満足せず、個人練習や筋トレも意欲的に取り組んでいるものだ。

キャリア開発を会社に依存する社会人

城繁幸氏のブログより抜粋していく。

agora-web.jp

それから報酬制度の問題も大きいです。サラリーマンの人で、頑張ってスキル上げて「ボス、来年からは年収2割アップしてくださいね」って上司と交渉する自身の雄姿を想像できる人っていますかね。

普通いませんね。日本企業の査定って「人事が相対評価の分布作って事業部の管理職に配布して、管理職が日頃の働きぶりをなんとなくイメージしながらABCDをだいたい勤続年数を軸に割り振ってボーナスに±10%程度の差がつく」くらいが相場です。

日本では、基本的に会社員が能動的に勉強する場面はほとんどない。日本では簡単にクビにならない代わりになかなか給料は上がらず、全体の人件費が抑えられるような仕組みになっているのである。能動的に自己学習に取り組んでも報酬に反映されないのである。

長く続いた終身雇用制度によって、キャリアを自分で作っていくという意識が希薄になっているため、『転職してキャリアアップする』『勉強して給料を上げよう』という発想になかなか至らないのである。

しかし、給料もスキルの方向性も会社任せ、では何一つ思い通りにはならない。積極的に勉強をし、自分の強みといえるようなものを身に着け、転職を辞さない姿勢で自らの道を切り開く努力をしなければ、金もキャリアも手に入らない時代なのである。

勉強しなければ、給料は上がらず日本で『茹でガエル』になる

僕は言うまでもなく日々勉強し続けている。社会人になってからではあるが英語が話せるようになった。これだけにとどまらず、データサイエンスや統計学を包括的に学ぶ予定でいる。

なぜか?それは目標がきわめて明確だからである。それは以下の2つの通りである。

  • ① 今後5年で年収を倍にする
  • ② 将来日本から脱出する

勉強をすることで、他の人間にはない強みを多数身につけ年収を上げることができるはずだ。年収を倍というのは、日本でサラリーマンをやり続ける限りありえないことだが、海外で働くなりフリーランスを検討すればその程度の年収UPは十分に実現可能であると考える。

たとえば僕と同じプログラマの給与水準は海外の先進国では軒並み日本よりも高くなっているし、中国でもプログラマの給与は日本とほぼ同じのところまで高騰してきている。アメリカにいたっては、大都市ならば10〜15万ドルの求人はまったく珍しいものではない(生活費もべらぼうに高いが)。GoogleやFacebookともなれば新卒でも10万ドルの世界だ。

ハードルは高いが、エンジニアが優遇される国で働くだけの力があるなら、海外移住するだけで給料アップできるのである。

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プログラミング言語別でも明らかにアメリカは年収が多い

海外に出ずに日本でフリーランスとなる場合でも、雇用の長期保証がないというリスクはあるものの、ある程度経験を積んだエンジニアならば1ヶ月あたり単価は50〜80万程度は取れる。コンスタントにこうした単価をとって働くためには、やはり普段からの自己学習を通したスキルの向上が重要である。

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ある意味、給料よりももっと真剣に考えなければならないのが日本脱出である。日本は少子高齢化が進み、ますます経済規模の縮小を強いられるだろう。政府の債務も年々膨張している。

このまま行けば十数年程度で日本が財政破綻する可能性が高く、海外で働くためのスキルがなければ衰退し続ける日本から逃げることができず、苦しい人生を送る羽目になるだろう。

おわりに

英語を始めとする語学を身につけ、海外でも十分な待遇を得られるようなスキルがなければこの先生き残ることは難しい。社会人たちは、もう勉強はしたくないからと勉強をサボり続けている場合ではない。

勉強しなければ給料を上げられないばかりか、飯を食うことも難しくなるかも知れない事態がすぐそこまで迫ってきているのである。